2008-01-01から1年間の記事一覧
大学サーバのサイトは単なる看板で、実質的なサイトは完全にwikiに丸投げしている。 http://www41.atwiki.jp/tmusociology/ この思い切りはすごい。実際これが一番利便性が高い。自力でサイトを管理する余裕がないんだから、うちもこれに倣えばよいと思う。 …
K書店に立ち寄るがなし。どうせなかろうと思って行ったA書店には案の定なかったが『世界』1月号が平積みなのでシンポジウムだけチラッと。小野先生の報告だけちょっと眺めるといつもどおりというか「今次の危機は1世紀に、二、三度はあるような普通かつ…
バカにエサをやらない。スルー推奨。そもそもブックマーク自体つけてはいかん。黙殺せよ。
ブリッジブック社会学 (ブリッジブックシリーズ)作者: 小宮友根,鈴木弘輝,堀内進之介,山根清宏,玉野和志出版社/メーカー: 信山社発売日: 2008/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回この商品を含むブログ (14件) を見る かぶるかと思ったら存外かぶらな…
これが信用できないと岩本康志先生の財政政策慎重論は成り立たないので、おさらい。 日本での構造的失業率の過大推定疑惑については岡田靖さんのこの論説(webarchiveからのサルベージ。きちんとダウンロードしないと読めないかも)あたりがはしりか。 その…
もうどう反応したらいいのかわからない。 追記 クリスマスとは関係ないが捏造経文・真言の傑作としては「妙法蟲聲經」がある。黒い仏 (講談社文庫)作者: 殊能将之出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 43回この商品を含…
フーコー協会のNYセミナー「『生政治の誕生』を読む」に行ってきます。
不況について今さらのメモ。間違ってたらご教示ください。 1929年大恐慌に続く長期不況について。 かつての論争構図; ・古典的ケインジアン(旧テーミン含む) 20年代における株式市場バブルとその崩壊が大恐慌であり、長期不況はその負の遺産としての過剰…
id:okemosさんによるとコロンビア大の計量政治学者アンドリュー・ゲルマンのセミナーでイースタリーがしゃべるというので行ってきたよ。生イースタリーは意外と老けてました。 内容自体は基本的に前著White Man's Burdenでも提示された援助におけるボトムア…
かつて「ロシア人やたら多い。ユダヤ人も多い」と書きましたが訂正します。「旧ソ連の中央アジア、グルジア、ロシア等々から来たユダヤ人がやたら多い」です。まあみんなロシア語を話してるわけですが。 http://en.wikipedia.org/wiki/Rego_Park,_New_York …
笹倉秀夫『法思想史講義』を読んでいて気になったのだが、アガンベンはたしか「ホモ・サケル」の話をする時にアハト刑の話はしていなかったと思う――のですが、何かこの辺についてご存じの方はおられる? まあアハト刑はゲルマン法上の制度だけど。 http://ja…
「軍事革命」の一環としての組織的教練について。ナッサウ伯マウリッツ(1567〜1625)。 マウリッツ公は、(中略)それ以前にはヨーロッパ諸国の軍隊に普及していなかったローマ時代の三つの事柄を強調した。ひとつはシャベルであった。ローマの軍隊はその宿…
経済学の勉強ができません。算数は毎日練習しないと駄目なのに。 英作文は一所懸命メールなど書いて練習しています。この間は丸一日かけてフーコーの統治論についての私見を記したメールを某氏に出しました。 教科書を書くので無理やりデュルケムとウェーバ…
改めて実感した。 当然ながら当地の状況も全く予断を許さない。オバマ砲が火を噴く時は来るのか。他方我が国の中銀はどうなるのか。
昨夜(当地で18日)コロンビア大学まで足を延ばしてご尊顔を拝してきた。意外に若々しい。今年はこのテーマであちこち講演をして回っているようなので、近くまとまるのだろうか。 スキナーというと、政治理論から区別された「歴史科学としての政治思想史」の…
えげれす某めじゃー誌への投稿がrejectされました。 "Unfortunately, although your paper is undoubtedly of interest, it is not appropriate for consideration for our journal." この表現は便利だ。
慣習と秩序の経済学―進化ゲーム理論アプローチ作者: ロバートサグデン,Robert Sugden,友野典男出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2008/11/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (3件) を見る これってかなりの古典ではなかった? 今にな…
http://comics.yahoo.co.jp/magazine/blood/maxtupus01_0001.html ああ。いよいよ『マップス』の、そして『クロノアイズ』のその先に進もうとしている。大変なことになりそうだ。マップス ネクストシート 1巻 Flex Comix作者: 長谷川裕一出版社/メーカー: ソ…
言ってみただけ。
2001年11月12日より再掲。漢字と日本人 (文春新書)作者: 高島俊男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/10/01メディア: 新書購入: 5人 クリック: 56回この商品を含むブログ (58件) を見るはひょっとして日本語を素材としたポストコロニアル批評の傑作では…
松本 尚子「ホイマン『ドイツ・ポリツァイ法事始』と近世末期の諸国家学(一)(二)――ドイツ近代行政法学史への序論として――」『上智法学論集』47巻3,4号 http://law-web.cc.sophia.ac.jp/LawReview/contents/4703/4703matsumoto.pdf http://law-web.cc.so…
いまだにピンとこない。ネット上の動学マクロの講義ノートなどを見ても、いまいち腑に落ちるものがない。 アセモグルの教科書ではずいぶん立ち入った説明もしてくれているので、問題はむしろこちらにあるのだろうが、それでもまだ計算していて、重複世代モデ…
id:hit-and-run 2008/11/06 11:08 前から思ってたんですけど、(例えば)shinichiroinaba氏が『「資本」論』などの著書を持つ、明治学院大学教員の稲葉振一郎氏と同一人物であるって、どうやって決着させるんでしょうか。赤の他人が勝手に稲葉氏の名前を騙っ…
とりとめのない悪文。あくまでも個人的メモであり、内容はいまだきわめて不正確で間違い含みのはず。興味のある方は、典拠の探索は各自でなさり、当方の間違いにだまされないようにご注意されたい。
まあことに日本ではまたしばらくひたすら短期のことを気にすべき局面が続きそうな気がしますが、とりあえずは2000年後?を目指してAcemogluとBenabouあたりを追っかけるかと。あと関連しそうな日本語文献は;長期経済発展の実証分析作者: 石井菜穂子出版社/…
# 2008年11月05日 id:luke_randomwalker 経済学, これはどうかと うーんBISビュー/バブルだとわかるなら空売りかければ大もうけですがな/で、誰が見てもバブルなら皆が売ってたちまちバブル消滅ですがな/後から「あれは誰が見てもバブル」なんていうのはただ…
早々にオバマ勝利で決着したわけでありますが(マケインの素早い敗戦の弁が見事だった)、大都市部の多幸症的雰囲気はかなりのものでしたから、オバマ砲が火を噴いてくれる可能性も無きにしも非ず。とりあえず本日はご祝儀相場で株価も上がりますが、今後が…
アーキテクチャの生態系作者: 濱野智史出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2008/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 99人 クリック: 1,146回この商品を含むブログ (262件) を見る 話題のようなので。サイボーグ・フィロソフィー――『攻殻機動隊』『ス…
Late Nineteenth-Century American Development: A General Equilibrium History作者: Jeffrey G. Williamson出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2008/10/30メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る
すっかりわすれていたよ。 この分だと線形代数全般もかなり怪しいよ。