2005-01-01から1年間の記事一覧

大塚英志『更新期の文学』(春秋社)

実は月初めにお会いする機会があったのである。そのときのお話が本書を読んでいろいろ腑に落ちた。 http://www.bk1.co.jp/product/2628164?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4393444132/interactivedn-22

ウンコキター

ハリー・G・フランクファート『ウンコな議論』(筑摩書房) http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480842705/interactivedn-22 山形浩生訳。年末留守番中の自宅に届く。

実は(やはり)スピルバーグ偉い?

『宇宙戦争』のあたりでそういう予感はささやかれていたが……。 http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20051229#p1 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20051206

昨夜7時、国立へ

一橋の経済研究所、吉原直毅の研究室へ。太田出版の落合美砂をまじえて2時間半、『マルクス経済学の逆襲(仮)』用のトーク。 まずはローマーによる搾取と支配の区別の意義について確認、しかるのち支配という契機(生産点における労働者支配)に重点をおい…

関係ないですが山形先生! 

「浅倉久志翻訳版『暗闇のスキャナー』こと『スキャナー・ダークリー』を買ったわけだが、感想云々の前にあとがき。早川文庫のあとがきで創元山形翻訳版をオススメしてしまう浅倉御大の姿に腐女子妄想を膨らませた!(中略) 「何かオトナの事情なんだろうけ…

『サイゾー』最新号の山形道場

山形先生! 私の勉強になりませんから、私のブログをネタにしないでください! というかなんというか。やはり柳下毅一郎氏がどこかで言われたように山形浩生は「怪力乱神を語らず」というか「怪力乱神を信じず」なのだな。 その辺はまだ橋本治と似ているのだ…

『図書新聞』2005年12月24日

……といえば内藤朝雄×本田由紀対談かというとさにあらず。 05年下半期読書アンケートより。 「古賀徹 哲学 「単に生きるのではなくよく生きる」この命題を巡って二つの見方が対立している。一つがギリシャ哲学の大家、岩田靖夫の『よく生きる』(ちくま新書)…

どうなのかbyおおや先生

「問題は結局こういうことである。裁判自体の争点は手段の是非であるが、被告人および一部の報道関係者はこれを目的の是非が問われているかのようにすりかえようとしている。念のために言うと、目的の是非が問題に含まれていることを否定しようとは思わない…

W・G・ライカン『言語哲学 入門から中級まで』(勁草書房)

http://www.bk1.co.jp/product/2625939?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4326101598/interactivedn-22 すごくいい入門書ですよ奥さん! 範囲広いとっつきやすい。語用論やグライス理論まで入れている上に、メタファー論…

市野川容孝「論潮 2005年回顧」『週刊読書人』第2618号

『現代思想』の「マルチチュード」特集というクソのような号で唯一読むべきものがいっちーの「暴力批判試論 R・ルクセンブルクとW・ベンヤミン」における議会主義擁護論だったわけだが(そしてそれをざっと見てあわててローザ著作集を読もうとしたら勤務先…

ちなみに最近読んでいるもの

いただきものから 本田由紀『多元化する「能力」と日本社会』(NTT出版) http://www.bk1.co.jp/product/2617433?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757141041/interactivedn-22 自腹切って 毛利透『民主政の規範理論…

このところは

雑用にいそしむ私。主に非常勤の依頼。この忙しい時期に皆様ご迷惑をおかけします。

トークセッション次回は

関西でやることになりそうですよ皆さん。

集団就職とか、高度成長とか

http://www.econ.tohoku.ac.jp/~nomura/impression.htm#051204

昨日は

総括いたしますれば。 まず大前提として稲葉も立岩もその筋では知られた「暴走機関車」系である、という事実があり、時間が有限な場においてそれを野放しにするわけにはいかない、という相互了解はいかな「暴走機関車」といえども我々もいいかげん大人なので…

大学改革ネタ

「いっぱんに「改革」の好きな人は仕事ができません。というか仕事ができないのは、制度のせいだとおもって、改革をしたがります。狭い範囲の見聞ですが。そういうひとはカリキュラムをいじるのが好きです。*もっとも(本当の)現場では、「改革」は自発的…

質問

低開発経済におけるデフレ不況、の例はどれくらいあるんですか? 研究は?

6億冊

http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1132493916 http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1132802106

リフレと左翼

http://d.hatena.ne.jp/BUNTEN/20051121 他に何かいうべきことがありますか? 私はありませんよ、ええ。ありません。

教育バウチャーをめぐるいやなネタ

http://d.hatena.ne.jp/BUNTEN/20051119

メモ

http://d.hatena.ne.jp/ajisun/20051114

クビ大その後

http://blog.goo.ne.jp/sugi37/

ホガースの版画とその時代

出ぶろぐ経由、馬場靖雄さんのコメントから。 http://www.daito.ac.jp/gakubu/keiei/Institute/symposium/index.html 「ホガースの版画とその時代」 開催日時 2005年12月2日(金)・3日(土) 10:00〜16:00(3日は15:00まで) 会場 大東文化大学 板橋校舎…

論点を(また)整理するよ。

「リフレ派と左翼」問題についてはsvnseedsさんところで大体筋は見えたと思うよ。文句がある人、特に「dojin君一人でかわいそう」と思う人はあっちに行って加勢して下さい。ぼくはもう言うべきこと言ったよ。なおhttp://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/2005…

教育の政治経済学(含む「経済の教育社会学」by末廣昭)おさらい

出発点はやはりボールズ&ギンタス『アメリカ資本主義と教育』の「対応理論」ということになるのか。ところでボールズ&ギンタスはもともと、開発経済学で人的投資としての教育政策を研究していて、それがあまりうまくいかないので考え方を変えたのではなか…

いいかげんスレが延びたので

また仕切りなおして上げます。 山形氏がクルーグマンの「生産性、所得分配、失業」の話をしていたので、まず、生産性について昔書いたことを転載、リンクしておきます。ここまでの議論では「経済学が社会学を追い詰める」という感じにともすればなってますが…

ご盛況で何より

土日で見てなかった間にまあなんと。 仕切直しがあった方がいいですから、先のコメントツリーと関連リンクをトラバして、こっちに上げます。続きはこのコメント欄にお願いします。 まず論争の出所。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/comment?date=200…

セガはバカだ。

「『どろろ』にはボスが48体も出る。色替えの使い回しも混じっているとはいえ、ステージ数に対して明らかにボスの数が余っている。もしこれがコナミだったら、親が死んでも納期は守る代わりにボスは8体だったろう。発売を延期してまで、律儀に原作の設定通り…

2ch山口二郎スレ@政治板

http://money4.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1131737168/l50 今のところは政治板にしてはまっとうな議論ではないでしょうか。

野村正實「研究の周辺」更新

http://www.econ.tohoku.ac.jp/~nomura/periphery.htm#051109