2006-01-01から1年間の記事一覧

佐藤俊樹『所有と国家のゆくえ』評

『論座』12月号 「自己所有=逆エンガチョ」……喜んでいただけて幸いです。

「水からの伝言」を信じないでください

http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/ってこんなとこに貼っても意味があるかどうか知りませんが。ここの読者で信じてる人、いる?

amazonインスタントストア

試作してみました。 http://astore.amazon.co.jp/interactivedn-22/

教養の経済学でもわかる貧困と市場の問題

http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20061116/p1

石川賢氏

詳細は高千穂遥氏の日記11月16日あたりを参照のこと。

スパムコメントがうるさいので

申し訳ないですがコメントをはてなユーザー限定とさせていただきます。はてなユーザーにくらいどなたでもなれますし。山形先生も市野川先生もユーザーになられましたし。小田中先生もめんどがらずにログインしてからコメントしてください。

左翼・右翼・保守主義(承前)

いっちーへの部分的回答も含んでいるとよいのだが。 あと実定法学的に問題ありまくりでしょうからつっこんでください。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060712/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060723/p1 http://d.hatena.ne.jp/shini…

大学教員は牛、事務官は飼育者

http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20061101/p2 牛の管理をするためには、牛の生態を知る必要があります。現在の大学の問題は官僚や事務員が学者の生態を無視して大学を運営する傾向が強まっていることです。この危険性は大学が本質的にもっているものです。牛…

市野川『社会』へのコメント

http://d.hatena.ne.jp/kaikaji/20061112#p1 『コリアン部落』ですか……面白そうですね。 『社会』へのコメントはそのうちきちんとまとめないと。(「議会主義を超える議会主義」とかいうレトリックは最終的には不毛なのでは、とか。) とりあえずなぜGrundbe…

『ブログ解読』没原稿

今回は余裕があって二つ書けたので、不採用になった方をこちらに晒す。

飯田泰之『ダメな理論』(ちくま新書)をめぐって

http://bewaad.com/20061110.html#p02 http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/11/09-123229.php 弾さんは経済学者ではないので、経済学の作法に縛られる必要はありません。それはその通りだと思います。 また、弾さんは、経済学の範疇では捉…

高校必修漏れ問題

http://alicia.zive.net/weblog/t-ohya/archives/000363.html いつもながら鮮やか。 http://d.hatena.ne.jp/dice-x/20061105#p1 私大教員として全面的に賛成。

すが秀美『1968年』(ちくま新書)

前著『革命的な、あまりに革命的な』を読んで「これじゃ全共闘「勝ち組」(本来の意味での「勝ち組」つまり日本の戦勝を信じていた南米日本人移民)じゃねえか」とうんざりした(その上持ち上げられていた岩田弘『世界資本主義』を読んであまりのトンデモに…

「経済2.0」とか「複素経済学」とか

何のことか分からなかったんですがようやく分かりました。 まあこういう言葉を使うだけで「私は何にも分かっていません」ないし「これは釣りです」という意味に直ちになるわけですが。この方の場合どちらなんでしょうが。(関係ないけどこの方長谷川裕一ファ…

マイクロファイナンスとサラ金

bewaadさんがずっと粘着(失礼)しているネタだが今回のエントリはリンクも含め有用。のびたさんが紹介する『マイクロファイナンス読本』は、私も持ってますが(つまみ食いしただけだが)、早い時期に出た本ではありますがよくまとまっています。

「ファイナルファンタジーⅤアドバンス」が

大人気だというのは何かを物語っているような気がするのは私だけではないはずだ。 ……。 だから経済産業省は「コンテンツ産業振興」とかいって血税の無駄遣いをするのはやめてください。

マーフィー&ネーゲル『税と正義』(名古屋大学出版会)

http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN4-8158-0548-2.html このネーゲルってThomas Nagelだよね。

このところ読んだもの・読んでいるもの

山口貴由『シグルイ』7巻(秋田書店) http://www.bk1.co.jp/product/2714189?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4253230490/interactivedn-22 読者としては今巻は箸休めという感じですね。書き手の方は日々是決戦でしょ…

大竹文雄ブログ

ちょっと見ない間に盛り上がってます。引越しおばさんとか上限金利規制とか。 最近かなり行動経済学に傾倒しておられるようですね。エインズリー読まなきゃ。 http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/

左翼・右翼・保守主義(承前)

もう皆さんお忘れだとは思いますが。 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060712/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060723/p1 http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20060804/p1

市野川容孝『思考のフロンティア 社会』(岩波書店)

出てるはずなんですが見てません。 前評判の限りではたぶんいい本だと思います。(原型の「社会的なものと医療」はよい論文でした。) 激しく枚数超過したそうですが。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000270060/interactivedn-22 http://www.bk…

神保町迷子

……というほど大げさではないのだが有斐閣のショールームを求めてさまよってしまったよ――あんなに目立つところにあるのに。 宍戸善一『動機付けの仕組としての企業』(有斐閣) http://www.bk1.co.jp/product/2717190?partnerid=p-inaba3302385 http://www.am…

西成活裕『渋滞学』(新潮選書)

http://www.bk1.co.jp/product/2714001?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106035707/interactivedn-22 らぶりー。

左翼オピニオンリーダーへの期待 by id:dojin

社会学者は経済学の「たこつぼ化」や「過度の専門化」を「社会学的に」批判することがあるが、批判する当の本人が経済学を理解できないのであれば、それもまた「たこつぼ化」の一種であることに自覚的であるべきである。特に学問領域が曖昧であることが売り…

サラ金は儲かるか?

http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20061010#p1

安倍晋三内乱罪

「革命」を公約に掲げた−法哲学的・憲法基礎理論的に考えるとそれ以外の説明は不可能であろう−内閣総理大臣候補が内閣総理大臣に就任したというのは,まことに革命的なことではある。安倍晋三内閣総理大臣を内乱罪で告発しても良いように思える。小沢一郎が…

カール・シュミットの「制度保障」概念について:石川健治『自由と特権の距離』読書ノート

コメント欄からサルベージして加筆修正。 1928年の『憲法論』におけるカール・シュミット自身の「institutionelle Garantie」なる言葉は、「何かを制度的に保障する」のではなく、「何らかの制度を保障する」という意味である。 この場合の「制度」の中に基…

とりあえず買った物

西原理恵子『パーマネント野ばら』(新潮社) http://www.bk1.co.jp/product/2717350?partnerid=p-inaba3302385 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/410301931X/interactivedn-22 こわい。濃厚な死の匂い。 石塚真一『岳(2)』(小学館) http://ww…

米澤嘉博氏

http://www.comiket.co.jp/info-c/C71/061001.html 合掌。

おまえが言うかおまえが!>>日銀・日経

もともと日銀や日経新聞自身が「国際競争力のために労働分配率下げろやゴラー!」とか「流動的な人材戦略」を叫んでいたのに、彼らのなりふり構わぬ日和見主義には恐れ入る。マクロの景気を悪化させた原因が自分たちの無策あるいは意図的なデフレ容認スタンス…