大学教員は牛、事務官は飼育者

http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20061101/p2

牛の管理をするためには、牛の生態を知る必要があります。現在の大学の問題は官僚や事務員が学者の生態を無視して大学を運営する傾向が強まっていることです。この危険性は大学が本質的にもっているものです。牛の放牧の場合、牛が野原でなにをしているか、容易に観察することができます。しかし、学者はほとんどをギルドの中でくらし(研究室はギルドをカプセル化したものとみなすことができます)、飼育者はギルドの中の暮らしを観察することができません。