『気まぐれコンセプト クロニクル』

 出ましたね。風俗史の資料としてきわめて有意義だと思うんですが、しかし読んで面白いかどうかは疑問だなあ。個人的な印象としては、ある時期以降、非常に単純素朴な意味でひねりもなんにもなく「下品化」「オヤジ化」したような気がします。
 ……とかいいながらその資料的価値だけで十分読ませるんだろうかな、やっぱり。