2004-01-01から1年間の記事一覧

大学院 殺人かジェノサイドか

http://d.hatena.ne.jp/rakukana/20041204 やはり辻大介が以前言ってたようなワークシェアリングを考えないかんのやろか。 それともマクロ的な景気振興策にあたるものはこの場合はないんやろか。 ところでドイツの大学でかつてあった「私講師」ってどういう…

『諸君!』1月号

http://www.bunshun.co.jp/mag/shokun/index.htm いろいろあるんだが 「日本社会はどこまで危険になったか」 重松清(作家) 河合幹雄(桐蔭横浜大学教授) 土井隆義(筑波大学助教授) 宮崎哲弥(評論家) この面子でどうして『世界』で組めないのかね。じ…

アントニオ・ネグリ『ヨブ 奴隷の力』(情況出版)

現物見てないよー。ひょっとしたらこれまでの空元気のタコなネグリではない別のネグリが見られるかもしれない、と一抹の期待。

貴戸理恵『不登校は終わらない』

とりあえず買った。「稚拙な文章」という批判は当たってるだろうが、問題は論理や分析の本体である。そっちはきちんと読まないと分からないので、保留。 スタンス自体はもっともだと思います。それに安楽椅子派のおれはどうしてもこういう実証研究には点が甘…

メモ

「高橋晄正」。名前だけは何となく覚えていた。 http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak281_285.html#zakkan282

メモ

http://srdq.hus.osaka-u.ac.jp/

スティグリッツは世界銀行の年金報告書について本当は何を言ったのか?

http://reflation.bblog.jp/entry/97894/

批判理論の再構築

「ハーバーマスは好きではない」「どっちかといえばルーマンやフーコーの方が好き」と思ってきたのだが、どうも俺のやってることは多分「公共性概念の再構築」を通じて結局は「批判理論の仕切り直し」へと(うまくいくならば)つながっていくものらしい、と…

飯田泰之先生より

メッセージを賜りましたので部分転載。 「ああう.これじゃ僕がなんか東大至上主義者みたいじゃないですかぁ(T.T) ちなみに近経では東大より阪大のほうが全然就職はいいです.」 言うまでもないことですが、みなさまにおかれましては、「東大」はあくまでも…

不登校は「選択」の問題ではない

貴戸理恵『不登校は終わらない 「選択」の物語から〈当事者〉の語りへ』(新曜社)[bk1, amazon] これを読むとよさそうだが、amazonでは酷評されてるな。でも「修論レベル」たって実際これ修論だろ。 内藤朝雄の評価が聞きたい。

メモ

http://ised.glocom.jp/ised/ これからチェック。 http://university.main.jp/blog/ http://jbbs.livedoor.jp/study/3974/ まあ、大学人ですから。 「研究する人生」は復活しないのかな。

盛り上がる構築主義スレ

http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/sociology/975324263/278- 内藤論文激しく読みたい。まだ図書館に入ってないよ。

定率減税廃止案について

http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0411/27a.html http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0057.html#b20041129062202

小倉秀夫先生

http://kiri.jblog.org/archives/001201.html 「民間のあっしからすれば国家より民間のほうがよっぽど個人情報を楽しいことに使うケースが多いように思うけどね。」 隊長! そんなことおっしゃっていいんですか? もちろんいいんですよね! でも小倉先生は自分…

教科書とは何か(続)

http://www.asvattha.net/soul/index.php?itemid=400

仕事

『ユリイカ』『InterCommunication』新刊出てます。面白いから読んで。 「タタラ衆の秘密」「なぜ『毛虫のボロ』企画は通らないのか」は必見。鈴木プロデューサーの押井守批判はそのうち公開します。

大学院進学を考えている君たちに

まあもちろん分野によって事情は違うので、ここでは人文社会系の研究者志望の方を念頭において、さるお方のとてもとてもありがたい箴言をご紹介します。 「東大で大学院に入るのは自殺行為、それ以外の大学で大学院に入れるのは殺人。」 (c)飯田泰之 特に地…

君達は思想が好きすぎる。

http://d.hatena.ne.jp/svnseeds/20041126#p1その病から少しずつ癒えようと努力しているのだよ私は。 しかしそのような立場もとりあえずある種の思想としてレッテルを貼られることになるのはまあ仕方がないのだが。 いまの私はある種の功利主義者と映ること…

入門教科書

午後に新宿まで出張っていって、中村屋の地下で昨日「最低」呼ばわりしたばかりの「せいぜい300頁くらいのペーパーバックの教科書を10人位がよってたかって分担して書く」という社会学入門教科書企画の編者さんと担当(社長)さんに会う。で、昨日ここに書い…

昨日のに少し補足する。ぼくが言いたいことは以下のとおりだ。小泉義之の言う意味での「変身」がない限り、あるいは人間を受け継ぐ別の「怪物」が出現しない限り、コミュニズムは無理だ。身体―機械としての人間の基本的なスペックを根本的に変えるか、あるい…

また更新

大庭健さんにも噛み付いてみました。

大川正彦『マルクス いま、コミュニズムを生きるとは?』(NHK出版)、せっかくいただいといてなんですが――ダメだよこれ。全然ダメです。前の『正義』(岩波書店)[bk1, amzaon]の方がずっといい本、ましな本だ。あの本は北田暁大『責任と正義』(勁草書房)…

更新

別館更新です。いただきものを罵倒してしまった。

教科書とは何か

http://d.hatena.ne.jp/contractio/20041122#1101099991 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20041124#1101278529大変(皮肉でなく)有意義なご提言なのだが、しかしそもそも初・中級教科書の不在だけではなく、日本社会学における誰もが認める「講座」の不在…

立岩真也『ALS 不動の身体と息する機械』(医学書院)[bk1, amazon]、いつも思うのだが、立岩さんはタイトルのつけ方(本書もそうだが、本書の原型となった『現代思想』の連載「生存の争い ――医療の現代史のために」もまた見事だ)をはじめとして、ことば…

別館更新

立岩真也『ALS 不動の身体と息する機械』紹介。 たまには大口叩くのもいいでしょう。ねえ。 まだ買っていないのだが、山之内靖『受苦のまなざし 初期マルクス再興』(青土社)が大変に気になる。 ある時期以降、ことにウェーバーの「資本主義の精神」論に…

大人左翼

ええとこの間「自己責任」だのなんだので言われてることにずっと違和感を感じてきたのですが、そしてまだ十分腑に落ちてはいないのですが、 まずいと思うのは、イラクに行って人質になってそのうち一人は結局殺されてしまったんですが、あの方たちを左翼・市…

ミスコン

他人事ですがこれはおもろいね。 http://d.hatena.ne.jp/nabeso/20041118#1100792105ところで慶応のミスコンはどうなったのでしょうか。個人的には伊奈さん(id:inainaba)と同じく松田恵美子さんに判官びいきなのですがもちろんだめでしょう。もちろん誰が…

小春日和

昨日は娘を連れて上野動物園、ついでマティス展を見たです。 「プロセスとバリエーション」というコンセプトはよかった。カタログもかっこいい(買わなかったけど)。 でも娘は最前お土産に買ったウェストポーチの方が気になる様子でしたことよ。

ほんとにひさびさに

妙なメールがきた。名乗ってないし捨てアドっぽいし、晒してもいいんだが(いっぺん晒し版を書いた)、とりあえずやめてお返事だけ書く。 ――さん で、私にどうしろとおっしゃるのですか? いろいろ考えてみたのですが―― 1 あなたのお身内の書いた本を私が罵…