The Shield of Achilles書評

http://www.newleftreview.org/?view=2467
 New Left Reviewか。評者はUCSCで思想史・歴史社会学をやっている。カール・シュミット論で単著があるね。
 ちょっと眺めてみただけだけど「将来展望で、ミアシャイマーなども含めて、米国にとっての仮想敵国No.1として論じられることの多い中国を軽視しているのはなぜ?」とか興味深い突っ込みをしている。
http://www.newleftreview.org/?view=2275
ではハート&ネグリの『〈帝国〉』への距離を置いた冷静な批評を書いている。


 現代アメリカのリアリズム国際政治学の代表者としてよく引き合いに出されるミアシャイマーの翻訳はまずは教科書として

大国政治の悲劇 米中は必ず衝突する!

大国政治の悲劇 米中は必ず衝突する!

ただしその筋では「原著よりはるかに高い」「注がない」といった文句が。それから書評などで話題になった
イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 1

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 1

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 2

イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策 2

もある。なんとそえじいが訳していたのか。まあ酒井啓子先生もほめていたし、訳者については目をつぶって読まれては。