つかってみる

いちいちあっちを更新するのはめんどい。
しかし本の紹介は基本的にあっちでやりたい。
ということで備忘録的に運用。


戸塚に出勤。夜は白金。


ある院生のダイアリーを読んでてアイタタと思ったのでちょっと苦言を書き込んだら、コメント欄が封印されてました。まあいちいち知らん相手にちょっかい出す私も相当イタイが。


今月の『ユリイカ』で鈴木敏夫プロデューサーにインタビューしてます。(だから『ハウル』の試写会いったんだよ。)結構面白い。押井守批判が特に面白かったんだが、紙幅と全体のバランスを考えて削りました。オフレコということではなかったし、いずればらしますよ。


雑に書かれて(語られて)はいるが大塚英志物語消滅論』はやはり圧倒的に面白いですね。


なぜかイギリスで出ていた『キャグニー&レイシー』のDVDをamazon.ukから取り寄せる。リージョン2だから見れるだろうと自宅のPS2にかけたらなぜかダメ。職場のパソのDVDで見てみる。
字幕がなくてつらい。英語でいいから字幕くれ。それともどっか押したら出てくるの?


別館更新です。


なお、竹田茂夫『ゲーム理論を読みとく』(ちくま新書)ですが、ねらいはいいんですけど、なんというかドーキンスとかネオダーウィニズムに対する根本的な誤解があるんですな。それだけでもうマイナス30点くらいついてしまう。
ドーキンスのいっとることは「中立説」とも「断続並行説」とも矛盾しないとか、ダーウィニズムは別に自然選択の過程は最適化を目指してるなどという世迷言は言ってないとか、こういう初歩的な話を今更大学の先生にしてあげなければいけないんでしょうか。この人きっと自分では『利己的な遺伝子』読んでないな。もちろんデネットの「スカイフックかクレーンか」の議論とか聞いたこともないに違いない。もちろん「進化経済学」に対するクルーグマンの痛罵http://cruel.org/krugman/evolutej.htmlもしらんのだろうなあ。
ゲーム理論批判の本がほしい人は、ハーグリーヴズ=ヒープ&ファロファキス『批判的入門』とか金子守さんの『蒟蒻問答』とか読みなはれ。