この流れなら言える……じゃなくて言っておかないと。

 雑誌『POSSE』が高いとか安いとか盛り上がってるけど。
 JILのサイトに行けば、税金使って行われた調査研究の報告書があって、タダでいくらでも読めるんだけど。
 問題は専門家向けで難しいことかな。しかし一般向けの広報誌『ビジネス・レーバー・トレンド』のバックナンバーも無料公開がある。4月号の特集は「若年の自立支援 フリーター・ニート対策のこれから」なんだけどな。
 ハードな政策研究ができない、評論家ワナビーにだって、できることはいくらでもあると思うんだ。例えばこういうソースを探してきて、わかりやすく噛み砕いて紹介すること。
 これに限らず、昨今では税金が投入されている政策関連調査研究の文献やデータは、たいがいネットでタダで読めるんだから、もっと活用しないと。ふた昔ほど前までは、役所の「白表紙」といえば値段が付いていないから逆にインフォーマルにしか流通していなくて、適切なコネがなければ拝むこともできなかったんだけど、今ではすっかり事情は反転して、一番アクセスしやすいものになった。何とか審議会の議事録なんかも同様。