お買いもの

経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策

経済政策で人は死ぬか?: 公衆衛生学から見た不況対策

 とりあえず見てみるか。


21世紀の貨幣論

21世紀の貨幣論

21世紀の貨幣論

21世紀の貨幣論

 貨幣の起源を交換(売買)にではなく信用の決済に求める立場の優位はもう揺るがないなとの意を強くした。そもそも経済の起源自体が同時的交換より信用による異時点間交換なんだろう。
 おしまいのほうで「インタゲ神話を打破せよ」とアジっていて何かと思ったら本来の意味でのインタゲ、つまりインフレ抑制政策の見直しと機動的な景気政策のすすめであった。荒めてインタゲがリフレの文脈で提唱される日本は異常だなと。


近代デジタルライブラリーは批評家殺し」とはよく言った。貴重な少年小説論でもあると同時に実証的な日本文学研究の蓄積を踏まえたライトノベル論でもある。
 柄谷の『起源』も出たときは画期的だったけど今から見ればあれも完全に「通説」に乗っかってそれを捻っただけだったのだなあ。批評ではあっても文学研究としてはまだ途上だったか。


 ここで「まったくの初心者向きとは言えないのではないか。どの分野かでもかじったことのある半可通以上向き?」と書いたが、こちらは「実践編」なので初心者向きになったかな?