「最適化」の勉強

 ふと思い立ったのでググってみる。前から気になっているのは、経済学における基本ツールとしてのラグランジアンハミルトニアンがもともと物理学に起源を有するということ。たしかサミュエルソンあたりで明確に、解析力学に範をとって経済理論を立てよう、という動きが出てきたんだっけ? これってどういうことなのか、経済学と物理学との間にはどういうアナロジーが成り立っているのか(「最小作用原理」と経済学は関係あるの?)、をちょっと考えたかった。物理学について、せめて経済学程度には基本教養を身につけておきたかったし(高校の「物理?」で終わってますからこちとら)。
 で、いまだにわからないといえばわからないのですが、しかし物理でいう「最小作用原理」と工学の「最適化」両方を射程に収めてくれている文献を一つ見つけました。
 青木義次「講座 最適化技法の物理学的解釈 ー古典力学から最大値原理へー 」