日本語ばっかり

 レイバーデイ明けの9月2日、明るいひきこもり生活を続けていた娘もついに地元の小学校の5年生に編入です! それはさておき、こちらで買った本に、日本で手配していただいた本から;


「海洋国家」日本の戦後史 (ちくま新書)

「海洋国家」日本の戦後史 (ちくま新書)

 なるほどここ20年近くの東アジアブームで忘れてたけど戦後日本にとってまずは対東南アジアの方が重きをなした課題だったのね。スカルノ、そしてインドネシア共産党の命運について、いろいろ考えさせられます。



 最後に、秋葉原事件を受けての東氏の転向(?)にまつわる対談も緊急収録。結論的にはあれを「テロ」と呼ぶのは言語道断と思うのだけど、これも東氏なりの「デタッチメントからコミットメントへ」なのかな? 『情報自由論』以降、「批判的知識人からデタッチメントしたオタクへ(乱暴で悪意ある要約ですみません)」の転向があったとするならば、これは再転向ということで、この辺の経緯をくんだうえで批判してあげた方がよいのかも。
――問題は日本社会の構造転換というよりもっと皮相なレベルにあるだろう、ということはさておき。


ディスコ探偵水曜日〈上〉

ディスコ探偵水曜日〈上〉

ディスコ探偵水曜日〈下〉

ディスコ探偵水曜日〈下〉

 マイミク大森望氏の日記によればおもしろそうだったので。


 生政治キタ! これで勝つる! ――てか?