お買いもの(古書で)

 店頭とかネットとか。

Neorealism and Neoliberalism: The Contemporary Debate (New Directions in World Politics)

Neorealism and Neoliberalism: The Contemporary Debate (New Directions in World Politics)

 Keohane編に引き続きネオリアリズム周りのお勉強に。
A History of Warfare

A History of Warfare

 軍事史のお勉強に。
The Moral Consequences of Economic Growth

The Moral Consequences of Economic Growth

 単に高い生活水準がというのではなく、成長していることが民主主義の存続にとって重要だ、と主張。

追記

 辻井(堤)・上野対談はなんか、それなりに面白いけど隔靴掻痒という感じ。それより気になったのは、どちらも当事者意識が足りない――というのとは微妙に違う、何というか、「治者の矜持」が欠如していることがとても気になった。
 戦後世代以降、僕自身も含めて、特に「知識人」周りにみられる、非常に重要な欠落――「ちゃんと偉くなる」やり方を覚えていない、ということ。しばしばその欠如についての自覚自体、欠如しているということ。
 それはちょうど両氏が指摘する、今の40代男性知識人(おれもか)の危うさと、まさに裏腹の関係にあるのではないか。
 いつまでも若い気分のまま、主観的には反逆者のつもりで、客観的に偉くなってしまった人は、しばしば最悪の幼児的暴君になるのではないか、とか(堤、上野両氏がそうだ、とまで言うつもりはないが、その危険と無縁ではなかろう)。ひとごとじゃない。