取材

 昨日は角川の『ニュータイプ』の編集長さんと編集さんとライターさんが来訪。『オタクの遺伝子』を「BOOK」欄で紹介してくださるとのこと。ありがたや。
 SF談義の他、本では書かなかった「あかほりさとる的なるもの」についてやりとりをする。要するに「あかほりさとる」というのは「産業ロック」ジャーニーに対応する「産業オタク」の雄なのであり、2ちゃんスレや『妹選手権』などではもっぱら罵倒されることにのみその存在価値があったわけだが、しかし明らかに罵倒する方でもわかってやっていた節があり……云々。
 なお長谷川裕一に絡んで「氏のような仕事の速いまんが家より、遅いまんが家のほうが編集には大事にされてしまう」との挿話を聞く。そういや中田雅喜も似たようなこといってたなあ。どうも「速い、安い、うまい」扱いされてないか長谷川氏? 
 また長谷川氏の新作がらみで極秘情報を聞く。でかい話だがまあ意外ではない。ファンが知ったら果たしてどう反応するやら……がっかりするか、はたまた狂喜するか? 両方だろう。
 でもみなさん、長谷川氏はあくまで、やりたいこと、やれるしやっても構わないと自分で判断したことを、やれる範囲で粛々とこなすプロなのだから、とりあえず安心して見守っていきましょう。

 おみやげにSEEDのガンプラのおまけつきの4月号(「BOOK」欄は山田正紀『神狩り2』ってなんじゃそりゃ?)をいただくが、アニメのことはさっぱりわからんのでどこをどう読んだらよいのかわからない……。(あかほり作品もマンガの方の『マウス』を『アニマル』で立ち読みしてるだけなので……。)