浅井春夫続報@いちご

http://www.ichigobbs.net/cgi/15bbs/economy/1018/313-316
しかし浅井春夫先生だけ再教育すりゃいいってもんでもなく以下略。
そもそも私ははたして加藤哲郎先生を再教育できたのか。先生は大変好意的なメールを下さり「経済について考えようという周囲の学生、院生に薦めている」とおっしゃっているようだが、多分その先生の周囲の院生(の一部)が、たぶん渡辺治筋だろうけど、最近の『ポリティーク』でしょうもない反グローバリズム論を書いてるんだよなあ。
それに大庭健先生や大川正彦氏には全く通じてないらしいことがはっきりしたし。

諏訪哲二『オレ様化する子どもたち』(中公新書ラクレ)

 いや立ち読みしただけで申し訳ないんですが。
 少なくとも「夜回り先生水谷修氏への評は実に適切だと思いました。あの方は「神の代理人」であって教師ではない。だから否定すべきではないが真似してはならない。

塩沢由典ブログ

http://e.democracy.jp/blog/shiozawa/
 かつてぼくも塩沢由典氏の愛読者、とは言わないまでも結構熱心に読んだものだ。しかし新古典派を基本的に肯定する『経済学という教養』を書くに至ったことからもお分かりのように、短期間の間にずいぶん遠くまで来てしまったものだ。しかし仕方がない。
 塩沢氏のスタンスがいかに危ういものであるかについて、いま一度記憶を新たにしておきたい。
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0047.html#b20020801173356
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0048.html
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0049.html
http://www.math.tohoku.ac.jp/~kuroki/keijiban/b0050.html
 ここでのやりとりの一部始終をいま一度確認されたい。塩沢氏が多勢に無勢でタコ殴りになっているさまはやや痛ましいが、しかし言を左右にして不誠実な議論をしているのは残念ながら塩沢氏の方である。
 そして管見の限りでは、塩沢氏は今なお「マイルドなデフレの方が健全である」と公言しつづけている。(ex.『アエラムック 経済学がわかる』)

 経済学を市民の教養とすることの必要性を認めることにおいてはもちろん、私もまた人後に落ちないことは、拙著をお読みいただければお分かりだろう。しかしながらその際には、内田義彦が説いたのとはまたかなり違ったやり方がとられねばならないことは、たとえば
http://www.meijigakuin.ac.jp/~inaba/books/bks0402.htm
にも書いたとおりである。

ちくま新書

 しばらくぶりに書いてますよ。現在ようやっと250枚超えたところですよ。予定してなかったマルクス主義の解説めいた叙述を結局またやってるですよ。
 でも来月初めにはインコミの〆切もあるですよ。何書いたらいいのか迷ってますよ。