トークセッション告知

内藤朝雄×稲葉振一郎 トークセッション
「自由な社会とは何か――リベラリズム再考――」

場 所 : 三省堂書店神田本店8F特設会場(最大80人収容)
日 時 : 2006年4月29日(土) 15:30開場 16:00開演 18:00終演
内 容 :
日本社会のなかで、いかにしてリベラリズムを適用していけばいいのか。ま
た、適用していけないのか。現代日本の「教育」や「労働」、そして「制度
」を点検しつつ、自由な社会とは何か、また自由な社会はありえるのかを、
若手社会学者であり、リベラリストであるふたりが徹底討論します。
これまで内藤リベラリズムを批判的に支持してきた稲葉振一郎が、今回は内
藤に厳しく詰め寄ります。稲葉の反論に対して、内藤はどう受けて立つのか
……。
ネオ・リベが台頭しつつあるこの日本社会に、リベラリズムはどう抗ってい
くのか?

講師紹介:

内藤朝雄(ナイトウ アサオ)
1962年東京都生まれ。愛知県立東郷高校を中退。山形大学東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程を経て、明治大学専任講師。専攻は、社会学、臨床社会学、心理社会学。著書に『いじめの社会理論』(柏書房)、共著に『学校が自由になる日』(宮台真司氏・藤井誠二氏との共著、雲母書房)、共著に『ニートって言うな!』(光文社新書)など。

稲葉振一郎(イナバ シンイチロウ)
1963年東京都生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学。岡山大学経済学部講師、助教授などを経て、明治学院大学社会学部教授。専攻は、社会倫理学。著書に『ナウシカ解読』(窓社)、『リベラリズムの存在証明』(紀伊國屋書店)、『経済学という教養』(東洋経済新報社)、『「資本」論』(ちくま新書)など。