- 作者: ジョセフ・ヒース,栗原百代
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2012/02/09
- メディア: 単行本
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言われてみればかなりもっともらしいのだが、ここに金融セクターは必ずやビジネスチャンスを見出すはずである。
ベーシックインカムが導入されれば、その受給権は将来にわたる担保として機能するので、既存の消費者金融はそこに新たなフロンティアを見出すであろう。
ベーシックキャピタルが導入されれば、これを預かって本人のかわりに管理する信託ビジネスがこれまた発展するはずである。
ここまで考えたとき、果たしてどちらが問題含みであろうか?
ベーシックインカムを論じてる人たちは、このあたりどのようにお考えであろうか。またこの辺の問題を真剣に考えるには、ファイナンスの人だけではなく民法の人たちの知恵も借りないといかんはず。