東京大学教育学部教育学特殊講義「統治と生の技法」

 初回はガイダンス。
 履修者の半分ほどは他学部生。うち半分ほどは社会学専攻。何でもこの教育学部非常勤枠は単位の草刈り場らしい。どうしてくれようか。
 金森さんや白水さんの講義があった割にはみんな存外フーコーご本尊を読んでいないでござる。「高偏差値大学人文系学生の間ではフーコーはデフォルトの常識」という想定がガラガラ崩れた。どうしてくれようか。
 本当は「単行本にならなかった講義三部作」全巻読ませたいところなんだがお高いからそこまでは要求しない。しかし最低限度の入門的知識は仕込んでおいてもらわないと。


 というところで安く上げるとすればまずは;

ミシェル・フ-コ- (講談社現代新書)

ミシェル・フ-コ- (講談社現代新書)


 その上で;

ミシェル・フーコー伝

ミシェル・フーコー伝

監獄の誕生―監視と処罰

監獄の誕生―監視と処罰