あけましておめでとうございます。

 本年もよろしくお願いします。
 NYでの新年はタイムズスクエアでのカウントダウンを見てくる、といういかにもミーハーな振る舞いでした。クリントン夫妻が来ていたらしいことを後で知りましたが、全然見えなかった。
 しかし東京圏の初もうでラッシュに比べれば何ということはない。


 当地で店が閉まるのは1月1日、New Year dayだけで、あとはほぼ平常どおりです。


 『Invitation』最後の原稿を書き上げました。お題は小林まこと青春少年マガジン』。


 アセモグルー翻訳プロジェクトは、すでに私の手を離れて良好に進行している模様でなによりです。
 アセモグルの仕事に興味を持ったのは、彼が不平等について、技術面と政治面の二つの方向からのアプローチを試みているからです。本年はうまくいけば某科研費プロジェクトが動き出しますので、その中でアギオン、アセモグル、ベナブーらの仕事をサーベイし、日本の教育社会学関係者に紹介していきたいと思います。ダメだったら自分一人でこつこつやりますが。


 懸案の社会学教科書はとりあえず文献案内までを書きおえました。夏前には出したいと思います。その他今年は国家学(憲法政治論)の入門をまとめて、来年中に出そうと考えています。
 英文論文も、依然として下手ですが書くのは苦にならないとわかったので、年1本程度、紀要とネットに出していきますが、いずれはきちんとしたジャーナルに投稿しないと……。