http://ideas.repec.org/p/cpm/cepmap/9908.html
http://www.treasury.govt.nz/publications/research-policy/wp/2001/01-03
などでにわか勉強の日々。夏までは憲法のことばかり、夏休みは日本語の社会学教科書に追われていたのに、最近経済学ばかりです。"On 'Benevolent Totalitarianism'"は一段落で、社会学教科書も某所での国家論も作業が停止している。
この二つ、アギオンらとアセモグルのは、どちらも専門論文ではなく関心ある公衆向けのサーベイなので比較的読みやすい。とくに後者は学部初級のミクロの知識、ないし高校数学で読めますよ。
本業には全く無関係というわけではない――「公共性」のより具体的なイメージを体現したトイモデルを作ってみたいのだが、あんまり効率のよいやりかたでもないよな。それに議論全体の中ではどちらかというと「おまけ」にすぎないんだし。
――というわけでしょうがないこの際腹を決めた。アセモグルの成長論の教科書を買おう。うまくいけば某科研費プロジェクトで、まずくいっても某学内プロジェクトで買えると思う。
Introduction To Modern Economic Growth
- 作者: Daron Acemoglu
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追記
本業については、とりあえずこの間の報告論文をえげれすの某誌に投稿してみた。結構人気のある雑誌なのでたぶんダメだろう。返事が来るのもだいぶ先のようだし。とりあえずもうちょっと手直しして英語のチェックを受けたら、ファイルをアップします。
追記2
アセモグル『入門』のファイルを頂きました。ありがとうございます。全31章中15章で700頁超ってどんだけ(以下略)