これはすごい

 いや、

 30年前にここまで見えていたのね。アガンベンはおろか「動物化」論なんかも完全に先取りされている。
 しかしアメリカ、シカゴ学派の分析はまあわかるのだが、ドイツ、オルド自由主義の話にはいっこうに勘が働かない。こちとらこの辺は昔
ドイツ市民法史

ドイツ市民法史

を読んだ以外はさっぱり。
 日本語の基本文献だと小田中先生ご推薦
競争秩序のポリティクス―ドイツ経済政策思想の源流

競争秩序のポリティクス―ドイツ経済政策思想の源流

とかで、原典の邦訳は
ヒューマニズムの経済学〈上巻〉―社会改革・経済改革の基本問題 (1952年)

ヒューマニズムの経済学〈上巻〉―社会改革・経済改革の基本問題 (1952年)

国民経済学の基礎 (1958年)

国民経済学の基礎 (1958年)

というあたりか?