エドモンド・ハミルトン『鉄の神経お許しを 他全短編 キャプテン・フューチャー全集11』(創元SF文庫)

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 『SFマガジン』等で紹介済みのものの再録なんだが、ほぼ初見なので興味深く読む。
 なんだかね。キャプテン・フューチャーなんだけど、スペオペっていうより、「ハミルトンの短編」って味わいなんですよ。アイディアのはじけぶりはいまひとつなんだけど、なんというか肌合いが、解説で指摘されているとおり『虚空の遺産」とか、また「何が火星に?」「プロ」などに近い。
 キャプテン・フューチャーの人物造型が長編と少し違っているのが非常に味わい深いです。