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新版 憲法判例を読みなおす  下級審判決からのアプローチ

新版 憲法判例を読みなおす  下級審判決からのアプローチ

 例の事件以降植草一秀さんを相手にする人はまともな世界ではいなくなったが、やや類似した事件で職を辞した蟻川恒正さんは、書き手としてはほぼ復権したようだ。たしかに彼の文章は説得力が違うというか、ぼくのような素人にさえ判例がわかったような気にさせる魔力がある。ひょっとしてそれは危ういことなのかもしれないが。