いただきもの

情況別冊 思想理論編 第1号 (2012年12月号別冊) 〈公共〉に抗する

情況別冊 思想理論編 第1号 (2012年12月号別冊) 〈公共〉に抗する

 ありがとうございます。複数の論文で私、とりわけ『「資本」論』に対する批判的論評がございますが、せめて『「公共性」論』、そしてできうれば「教育費のエコノミックスとポリティックス」、更にはSYNODS Journalの拙稿を踏まえていただきたかったと存じます。
 資本主義を同時的売買よりは通時的信用取引を基軸に捉えようという問題意識は正鵠を射ているとは存じますが、具体的な運動綱領につなげようとしてか、議論のすべてが性急に過ぎます。
 根底的な思考はゆっくりと厳密に積み重ねるべきです。それとは別に、当面はやるべきことを粛々とこなせばよろしい。つまりは、景気を少しでも良くして、それでもなお引っかかっている人は個別に援助すればよろしい。
「公共性」論

「公共性」論

再検討 教育機会の平等

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