Wholefoods Market

というテキサス州オースチン発のスーパーのチェーンがアメリカにはございまして、その支店の一つがUnion Squareにございます。
http://www.wholefoodsmarket.com/stores/unionsquare/index.html

 加藤秀一大先生に「まさに消費の殿堂だから一度行ってみろ」と言われていたのですが、まさに何と申しますか、エコの皮をかぶった消費の伏魔殿、物欲の魔窟でございますね。ただしこれは独身者と中流以上御用達、ってところかな。どうしてもエコとかフェアトレードは高い。あとはUnion Squareには一日おきに市が立って、野菜やら花やらパンやら売ってますが、やはり高い。
 しかしあれですね、こちらではうまいもの、まともな食いものは高くつきますね。それに対してジャンクなものは滅茶安い。貧困者ほど太るわけだ。最近ニューヨーク市では低所得層居住地区で生鮮食品を売るスーパーがどんどん潰れているそうなんですが、大丈夫か。シリアルやマカロニチーズばっかり食ってたら壊血病とか脚気になるんじゃないか。
 なんかニューヨークには中間がない感じがします。たとえば、消費社会の尖兵として悪名高いかのウォルマートですが、この辺では見かけません。メルボルンでお世話になったTargetとかK-martなんかもあんまり見ないです。しかし99セントショップなんかは、それはもうそこらじゅうにあるわけ。