社会学教科書をめぐって

 その昔いろいろ能書き垂れた覚えがございますが、みんなで書く教科書の締め切りがいよいよ迫ってます。
 秋には1年生相手の社会学入門講義もせねばなりません。


 とゆことで。いろいろ読み漁っているんですが「個性派」(そんなに変わってるわけではないが書き手の我を通した感じがするという意味で)としては
左古輝人『畏怖する近代』法政大学出版局
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4588675133/interactivedn-22
とか、逆に極力個性を殺したものとしては
松田健『テキスト現代社会学』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4623037894/interactivedn-22
あたりがよいと思います。


 あと教科書というわけではないですが、いぜんid:contractioたんがすすめていた
筒井淳也『制度と再帰性社会学(ハーベスト社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4938551888/interactivedn-22
はよい本ですね。「再帰的近代化」が何かがよくわかります。というかベックの文章ってひどいよな。