雑感

『水星の魔女』雑感

もちろん『水星の魔女』は意匠としての百合を利用しただけであってクィアにコミットしようとしたわけではない。また百合も主題というよりは本来の主題の副産物として導き出されたものではなかろうか。本来の主題が何かといえば、訴求力の強いテレビシリーズ…

哲学の位置について私見

「人の生きづらさについて社会学はそれを生み出す社会体制・環境のメカニズムを明らかにし、その変革を通じて何とかしようとするし、心理学は個人の心身にはたらきかけて何とかしようとするけど哲学はどうなのか?」と問われて「臨床哲学とか応用倫理学だと…

うむむ

行政的雑用に時間を費やすべきところ不毛な計算練習に明け暮れてしまったこの二三日(ニコ動だのついっただのゲームだのは無視)。 ラグランジアンとハミルトニアンの関係については前よりは少しだけ理解が進んだ。横断条件についても。しかし肝心の人的投資…

今日発売『スーパージャンプ』掲載の

『王様の仕立て屋』ですが。 ゲーム好きならずとも結構泣かせるエピソードです(まああまりに坂口御大と堀江御大であることはさておいて)。そういえば日本の家庭用ゲーム黄金期ってバブル・ポストバブルをまたいでるよな。 作者大河原遁自身の下積み時代の…

激しく時期外れですが、1/1スコープドッグを作ってた例の人のことが

気になりまして。タタキツクルコト 1/1スコープドッグ制作日誌 (ココログブックス)作者: 倉田光吾郎出版社/メーカー: インフォバーン発売日: 2005/05/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (106件) を見る 何しろ次回作は「鉄人…

「佐藤優現象」批判とかいうものについて

最近よく聞くのですが。何ですか、小林よしのりとか、岩波の社員の人とかが言論弾圧まがいの目にあってるとか。 それはそれとして重要な問題でしょうけど、そもそも物書きとしての佐藤優は3年ほど前からもうネタ切れ感ありありでやばかったんじゃないでしょ…

あるいは

立派な人間であるということがその人の正しさを保証してはくれないというのが近代ってことじゃないかな、と。 具体的には橋本治さんのことなんかを念頭においているのですが。

しかし

ネットでは立派だがリアルではダメな人とかその反対とかありそうな気もする。個人的にはブログでの応酬はすべてプロレスと割り切りたい。

米は

電気がまより直火で炊いた方がうまいと思います。やはり。 そういえば丸元淑生先生が私の離日前に亡くなってましたよね。 遅ればせながらお悔み申し上げます。

「あんたの動機は何?」

と研究会に呼んでくださった広田照幸さんに聞かれて、 「みんな仲良くしようよ、ですかね。」 と答えた私はアホですか。

リバイバル

なんだかこのところ庄司薫だの中島みゆきだのがまた脚光を浴びているような気がする。そいでもって、自分ではそのつもりがないのに、俺もまたそういう世間の風潮にあっさり載せられている気がする。勝ち負けで言うと負けというか。 庄司薫についてはマジにき…

「宙船」を

TOKIO版と中島みゆき版でネットでうっかり聞き比べるということをしてみて思ったんだが……中島みゆき先生が他人に提供した楽曲をセルフカバーするって、一種のいじめじゃね? しかしひさびさにまじめに聞いてみたんですが――先生、歳をとればとるほど歌が上手…