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 伊藤計劃2冊の他

倫理学原理―付録:内在的価値の概念/自由意志

倫理学原理―付録:内在的価値の概念/自由意志

 第1版に
倫理学 (りぶらりあ選書)

倫理学 (りぶらりあ選書)

からの二章「内在的価値」「自由意志」を加えた第2版の翻訳だそうで。
 退屈そう。この退屈さにこそ主たる価値があるのだろうが。(パーフィットも自著『理由と人格』の第1章を「荒涼たる」と形容していたな。)
 でもムーアってヴィトゲンシュタイン『確実性の問題』などを眺めてもやはり重要な人っぽいよね。あとこの時代のイギリス哲学というと何といってもフランク・ラムジーが気になりますな。現代マクロ経済学の基礎の基礎にはラムジーの最適貯蓄論があるわけだが、あれって彼の哲学の中ではどのような位置にあったのかしら。
ウィトゲンシュタイン全集 9 確実性の問題/断片

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ラムジー哲学論文集 (双書プロブレーマタII10)

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ゲーム理論 (〈1冊でわかる〉シリーズ)

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 これはかなり重要な入門書ではないだろうか。