お買いもの思案

 アギオンの不平等関連の仕事を見ていると当然のようにその名前に出会うのがダロン・アセモグル。40前後では世界でもトップクラスの理論経済学者ということか。マクロ成長論のエキスパートだが金融よりもむしろ労働に関心があるようだ。しかも数理政治学でもトップを走っているらしい。

Economic Origins of Dictatorship and Democracy

Economic Origins of Dictatorship and Democracy

 たぶん今買うか帰ってから買うか、の違いだが。


Introduction To Modern Economic Growth

Introduction To Modern Economic Growth

というすごい教科書も出る。こちらには縁がないだろうが。翻訳のあるバロー&サライ=マーティンの後を襲う本になるのだろうか。


 公になっている一般向けのもの(と言っても先端研究者向けではなく政策担当者向けということのようで実質的にはプロ向き)としてニュージーランド財務省でのワーキングペーパーがある。
http://www.treasury.govt.nz/publications/research-policy/wp/2001/01-03