松尾匡先生の計量経済学四十の手習い

 で、授賞式で松尾さんと話したら、「人力コクラン・オーカット」の苦労を切々と訴えておられたので、もうあらかた論点は出尽くしていますが、改めてご紹介します。


http://www.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/essay_80114.html
http://www.mii.kurume-u.ac.jp/~tadasu/essay_80124.html


 最初にこのコメントをしたときにぼくが気にしていたのは時系列データにつきものの系列相関のことで、大竹論文はそこに留意して単位根・共和分検定をやっていたのである。
 そしてぼくごときが思いついたことは当事者松尾さんを含めてたくさんの人が気づいていたわけで、端的な矢野団長の指摘を受けて「人力コクレン・オーカット」の死闘と相成ったというわけですね。
 皆さんご苦労様です。