パオロ・マッツァリーノ『反社会学の不埒な研究報告』

 今回はおすすめできません。つーかダメだろこれ。特に書き下ろし部分。
 小田中先生のおっしゃることが基本的に正しいと思います!
http://d.hatena.ne.jp/odanakanaoki/20051111#1131631802

本田透『萌える男』(ちくま新書)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062718/interactivedn-22
http://www.bk1.co.jp/product/2610043?partnerid=p-inaba3302385
 まあ「しろはた」を読んでいれば分かることだが、普通の読者向けの文章も書けるのですね。安心。
 「萌えは正しい(少なくとも邪悪ではない)」というご主旨はごもっともですが、「ちょっとこれは……」というところも多々あり。
 「脳内恋愛」は本当に無害かというと、必ずしもそうとはいえないのではないかと。だって花沢健吾ルサンチマン』もそういう話だったじゃない。2次元彼女が3次元に逆襲してくるわけだから。あるいは『クロノアイズ・グランサー』のメイドロボたんの話を想起しよう。(『オタクの遺伝子』参照。)脳内彼女が現実の肉体を欲したらどうするの?
 メイドロボは遠い先のこととしても、すでにメイド喫茶ラブドールなどのかたちで2.5次元は実現し始めているのだ。