2011-06-30から1日間の記事一覧

復習

ハンナ・アレント的、あるいは藤田省三的な意味での「全体主義」概念を軸として、自分のこれまでの規範理論的な作業を振り返ると、以下のようにまとめられる。 『リベラリズムの存在証明』においては、非常に強い意味でカント的な――「独我論者同士の相互承認…

亀本洋『法哲学』(成文堂)

法哲学 (法学叢書)作者: 亀本洋出版社/メーカー: 成文堂発売日: 2011/07/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (6件) を見る 本格的かつ(よい意味で)偏った教科書。延々と判例、そして古典からの引用がされているのが魅力。 ノージックと…