2010-07-20から1日間の記事一覧

日本のポストモダン教育学の原点?

森直人のエントリに補足。 ただ単にイリイチ流脱学校論のアカデミック教育学における受容のさきがけというにとどまらず、日本社会科学におけるポストモダニズム受容の、最初期における水準を示すと思われる、故森重雄の「批判的教育社会学」の問題意識は大略…

お買いもの

“学校から仕事へ”の変容と若者たち―個人化・アイデンティティ・コミュニティ (AOKI教育LIBRARY)作者: 乾彰夫出版社/メーカー: 青木書店発売日: 2010/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る戦時下の経済学者 (中公叢書…

思いつき(続)

有徳な人格の陶冶とはすなわち規律訓練である。フーコーの統治性論と徳倫理学とはある意味ですんなりつながる。 政治的リベラリズムにおいて人格は超越論的対象であり、権力のターゲットは行為である。それに対して、古典的な意味での規律訓練権力はまさに人…