2009-09-23から1日間の記事一覧

「労使関係論」とは何だったのか(18)

(承前) ここで「知識」と「教養」の区別について一言しておきたい。知識というのはたとえば昨今の認識論では「正当化された真なる信念」などと定義されたりもする。つまりただ単に「真」であるだけではなく、「真」である理由がなければならない。この正当…

今日発売『スーパージャンプ』掲載の

『王様の仕立て屋』ですが。 ゲーム好きならずとも結構泣かせるエピソードです(まああまりに坂口御大と堀江御大であることはさておいて)。そういえば日本の家庭用ゲーム黄金期ってバブル・ポストバブルをまたいでるよな。 作者大河原遁自身の下積み時代の…

「分類思考」の呪縛からは逃れられません

三中先生の新著を読んでつらつら考えた。 存在論的に見れば「種の論理」「分類思考」は錯誤であるとしても、認識論的に見ればそれは人間にとって不可避である、ということ。 それはたとえば、人間にとって「種」という枠組によって認識したいことは、「個と…